畑の肉と呼ばれるくらい栄養豊富な大豆、ぜひ食卓に取り入れたい食材ですよね。
でも、乾燥大豆を水戻しして煮る作業は大変です。その点、ドライパックや水煮の大豆は、すぐに使えてとても便利ですね!
あなたは、 大豆のドライパックと水煮の違い を知っていますか?
簡単に言うと、
- ドライパックは大豆の水分のみで蒸したもの
- 水煮は大豆を水で煮たもの
です。
同じように使いやすい状態にしてありますが、栄養はドライパックのもののほうが豊富です。
ここでは、大豆のドライパックが栄養豊富な理由や使い方をご紹介します。
また、1人暮らしだったり、少しだけ使いたかったりする場合は、余ってしまうこともあると思います。余ってしまった場合の保存方法についても紹介しますので、合わせてご覧ください。
大豆のドライパックの栄養と使い方
最近、スーパーでよく見かけるドライパックの大豆。水煮に比べて軽く、水をきる必要がないのでとても便利ですよね。
冒頭でも書いたように、大豆のドライパックは水戻しした大豆を缶やパウチに詰めて、大豆の水分のみで蒸したものです。水を使っていないので、ほっくりしており、旨味が強いのが特徴です。
一方、水煮はその名のとおり、大豆を水で煮たものです。水で煮ると、どうしても大豆の旨味や栄養が溶け出てしまいます。
大豆にはタンパク質や脂質、糖質、食物繊維、ビタミンB1などが含まれていますが、どの栄養素も水煮に比べて、ドライパックのほうが含まれる量が多くなっています。
その中でも、糖質はドライパックのほうが水煮の約3倍とかなり違うんです。そのため、大豆の栄養を余すことなく取り入れたいのなら、ドライパックのほうがおすすめです。
では、ドライパックの大豆はどうやって使えばいいんでしょうか?なんと、そのまま食べても大丈夫!
一度加熱してありますし、水煮のように水が入っていないので、ザルで水をきる必要がありません。
大豆だけでそのまま食べるのはもちろん、サラダにトッピングして食べてもいいですね。普通の大豆を煮たものと同じように、煮たり炒めたりしてもOKです。
また、缶タイプは3年、パウチタイプは1~1年半と長期保存できるので、非常食としてストックしておいたら安心ですね。
大豆のドライパック開封後の保存方法。冷凍でも大丈夫?
次に余ってしまった場合の保存方法をご紹介します。
一度開けてしまったものは、早めに食べる のが一番です。タッパーに入れ替えて、3日程度を目安に食べましょう。
でも、食べきれるか不安な場合は、冷凍保存 がおすすめ。
平らにすることで素早く冷凍することができ、食感や旨味を損なわず美味しく保存することができますよ。
また、使うときは煮物や汁ものなら、凍ったまま入れるだけで大丈夫です。そのまま食べる場合は、熱湯で少し茹でてあげると冷凍の嫌な臭いを消すことができます。
冷凍したものは、1か月を目安に使い切るようにしてくださいね。
大豆のドライパックと大豆缶の水煮の違いは何?のまとめ
大豆のドライパックと水煮の違い が分かっていただけたでしょうか?
- ドライパック・・・大豆の水分のみで蒸したもの
- 水煮・・・大豆を水で煮たものです。
水煮は煮るときに水煮栄養が溶け出るため、ドライパックのものに比べて栄養が少なくなります。
同じ大豆でも、ドライパックのほうが栄養豊富だとは驚きですね。
実は、私もドライパックの大豆を日頃から使っていながら、違いはよく分かっていませんでした^^;
ただ単に、水気がきってあるだけだと思っていたんです。
ドライパックは水分が入っていないので、買い物で持ち帰るときも軽いのがいいですね。
これからは栄養豊富なドライパックばかり選んでしまいそうです。
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